東京大学工学部卒業後、東京大学大学院修士課程を修了し、超有名なマッキンゼー・アンド・カンパニーに就職しながら、あえてエリートコースを辞めお笑い芸人になった「石井てる美(いしいてるみ)」さんをご存じですか?
一生安泰なエリートコースから保証のない芸人になった理由が気になりますので、彼女の経歴やネタそして芸人を目指すことになった理由などもご紹介したいと思います。
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出典:http://www.watanabepro.co.jp
:生年月日 1983年7月4日(2016年8月現在 33歳)
:出身地 東京都
:身長・体重 150cm、50kg
:血液型 O型
:出身校 白百合学園中学校・高等学校
:大学 東京大学工学部社会基盤学科~同大学院修士課程修了
:所属 ワタナベエンターテインメント
略歴・人物
石井てる美さんは、お嬢様学校の白百合学園中学校・高等学校では学園祭で実行委員長を務めています。
積極性のある方のようですね。
2002年、東京大学大学文科3類に入学するのですが、海外での活動を志すため理系の工学部に進学しました。
2006年に同大学工学部を卒業し、2008年同大学院修士課程を修了しました。
学生時代は、サークル活動として「ビートルズ」をコピーした音楽バンドでベースとボーカルを担当し、ジョン・レノン・ミュージアムアマチュアバンドコンテストに入賞の実績があります。
ここまでの経歴を見ても、彼女の才能の凄さにはビックリですね。
また、大学・大学院在学中を通じて、タイ、デンマーク、フィリピンではインターンシップや交換留学も経験しています。
大学院在学中の2007年2月には、「成長と環境」をテーマにした論文で、アジア開発銀行による「アジア・太平洋論文コンテスト」にも入賞しています。
更に、専攻した社会基盤学においては2008年3月、論文「フィリピンにおける政治過程分析を用いた大気汚染対策導入の実現可能性の研究」が評価されて、学内賞である古市賞を受賞しました。
もうここまで来ると彼女はスーパーウーマン・スーパーエリートと呼んでも足りないくらいの人物と言えそうですね。
次に彼女の特技ですが、英語モノマネ、書道、ベースギターの弾き語りがあります。
趣味は、一人カラオケ、フィギュアスケートの観戦。
特にフィギュアスケートは特別で、トリノオリンピック、ソチオリンピックにも観戦に行ったほどの熱心さで、彼女の夢はオリンピックのフィギュアスケートでのレポーターやキャスターをやることだそうです。
そして、彼女の資格がまたスゴイんです。
それは、TOEICで満点の990点を取ったことと、英語検定1級も取得していることです。
彼女自身も「インテリ三頭身」と紹介していますが、もう誰も否定する人はいないでしょうね。
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なぜお笑い芸人になったのか?
エリート中のエリートなのに、何故生活の安定しない芸人になったのかどうしても不思議ですよね。
その理由ですが彼女が言うには、マッキンゼー・アンド・カンパニーの社員の平均年収は6000万円で、1億円稼ぐ社員はざらにいるそうです。
そんな会社に就職したのですが、仕事に関しては「42.195kmのマラソンコースを、100m競走の時のスピードで走るような」超多忙な日々を送っていたそうです。
そこで、「せっかく生まれて来たのにチャレンジしないで、先が見える安定した人生を送ることが楽しいとは思えなかった。」
「学生時代から人を笑わせることが好きだったこともあり、あえてリスクを承知でお笑いの世界に飛び込んだ」のだそうです。
出典:http://www.kadokawa.co.jp/
結局、2008年に就職したマッキンゼー・アンド・カンパニーを2009年夏に退社してしまいました。
そして、2009年10月、芸能事務所・ワタナベエンターテインメントのタレント養成学校「ワタナベコメディースクール」に11期生として入学、翌年9月に卒業しました。
その後、彼女が出演したお笑いライブに、元マッキンゼー日本支社長だった平野正雄氏も彼女を観に来ていたそうです。
あれだけ優秀だった石井てる美がどんな芸を見せてくれるのかとても関心があったのではないでしょうか。
これだけのインテリ人物ですので、2010年には雑誌「アエラ」に新進のお笑い芸人として取り上げられたり、2011年10月にクイズタイムショックに出演した時には、準決勝まで進出したこともあります。
*ヒラリークリントンの物まね
出典:石井てる美ツイッター
石井てる美さんのネタは、英単語の語呂合わせから作ったフリップ漫談、ベースギターを弾きながらの東大生あるあるネタ、「少女時代」のパロディーの一人コントの「短足時代」、土偶コスプレキャラの「土偶ちゃん」、言いづらい言葉を英語っぽく言うフリップ漫談、ヒラリークリントンの物まねコント、言いづらい言葉を英語っぽく言うネタなどが持ちネタとなっています。
まとめ
東大卒インテリ芸人として注目されている石井てる美さんですが、知識が豊富な点では、京都大学卒のお笑い芸人であるロザンの宇治原史規にも匹敵するくらいの人物だと思います。
宇治原さんは、今やクイズ番組には欠かせないタレントになってしまいましたが、石井てる美さんには、是非お笑いのほうで活躍して欲しいですね。
これだけの知識の豊富さ、論文作成の構成力、企画力などを兼ね備えていれば、お笑いネタについても、彼女の能力が必ずや発揮されると思います。
近いうちに必ずブレイクしてくれそうな予感がしますね。
是非そんな姿を楽しみに待ちたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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