こんにちは!マツタケオヤジです。
ブログの更新が大分滞っていましたが、このところ連日山へマツタケ採りに行っていました。
この時期になると、頭の中は「マツタケ」のことしか考えられません。
もう一種の「病気」みたいなものですね。
ようやく発生状況も本格化してきましたので、中間報告をしたいと思います。
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夏の雨について
九州地方や北海道などは異常な雨量を観測したようですが、私の住んでいる長野県については
8月の雨量は昨年の半分くらいしかありませんでした。
梅雨時の7月も同様に少なかったですね。
そのため、夏場に発生する「サマツ(この時期に採れるマツタケの呼び名です)」もほとんど採れませんでした。
9月の天候は?
ところが一変して9月に入ると、台風や秋雨前線の影響で降るは降るはこれ以上必要ないくらいの雨量となりました。
私の場合、例年ですと8月下旬から9月上旬にかけてマツタケ採りを始めるのですが、今年スタートしたのは9月10日でした。
初期のマツタケは、地面のごく浅いところから発生するので、豆サイズか小指サイズの小さなものばかりです。
現在の状況は?
昨日も山に行ってきましたが、ようやくマツタケらしいサイズが採れるようになってきました。
例年ですと、9月下旬はマツタケの発生のピークとなり地面の深いところ(深シロ)から発生する大きなマツタケが採れるのですが、今年は1週間から10日ほど遅れているような気がします。
雨量もたっぷりありましたので、今後気温が極端に下がらなければ例年通りの発生量が期待できそうですね。
因みに昨日までの私の収穫本数は100本を超えほぼ昨年並みの収穫数となりました。
あとは今後ビッグサイズがどのくらい採れるのかに期待しているところです。
こちらの画像は、ジコボウ(イクチ科)などですが、食べておいしいのはこちらのキノコです。
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マツタケオヤジのホームグラウンドは?
ほぼ病気といえるほどマツタケ採りが大好きな私ですが、私の住んでいる松本市と近隣の市町村をホームグラウンドにしています。
長野県内であればどこの市町村でも採れますので、出荷量日本一というのは頷けますね。
マツタケを採るコツですが、これは言わずもがなマツタケが発生する「シロ(発生する場所)」を見つけることです。
このシロさえ覚えておけば、毎年同じところから発生するので簡単に採れるようになります。
今年は友人に案内されて新しい山に連れて行ってもらい、2度目の山でしたが、大体のシロを覚えることができました。
最近はマツタケ採りも競争相手が増えたのと、商売専門にする人たちがマツタケ採取の権利を買って、一般人は入山できないような「止め山」が増えたので、少しでも多くのシロを確保しておくことはとても有利になります。
マツタケ採りのマナーについて一言
最近マツタケ採りに行って強く感じることなのですが、山が酷く荒らされています。
マツタケのシロが見るも無残な状態になっている所が多くなっています。
おそらくシロウトの人たちだと思うのですが、シロがまるで畑を耕すかのように土をほじくり返してあるのです。
こんなことをしたら、もうこれからマツタケは発生できなくなってしまいます。
1本でも多く採りたい気持ちは解りますが、今年はよくても来年はそのシロからのマツタケの発生は期待できません。
自分で自分の楽しみを台無しにしているのです。
是非このようなことはやめていただきたいものです。
それからゴミの投棄も目につきます。
飲物の空き缶やペットボトル、ビニールの包装紙が散乱しています。
いつでも楽しくマツタケ採りができるよう山の美化にも注意を払っていただきたいものですね。
限られた資源をみんなで守って行きたいものです。
そして、マツタケ採りの楽しさを味わってもらえる人が一人でも多く増えることを望んでいます。
そういう人がいるのなら私も少なからずお手伝いさせていただきたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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