次女の友人が結婚を控え、その前に次女と最後の思い出作りをしたいとのことで、岐阜県の「白川郷」が決まり、私が運転手として同行することになりました。
個人的には、以前近くを通ったことはあったのですが、「合掌造り」の中まで見学するのは初めてとなります。
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途中休憩時間をいれても3時間弱で着くことができました。
駐車場は、村営の大きな駐車場が、村内を流れる川の反対側にあり、そこから吊り橋を渡って村内に入ることになります。
この日は、平日にもかかわらず、バスやマイカーでの見物客でごった返していました。
九州ナンバーの車があったり、東北ナンバーがあったりで、ちょっとビックリしました。
村唯一のメイン通り?を歩くと、いろんな土産物屋や食事処があり、結構楽しめます。
外人の観光客も大分目につきました。
そして、一番の目的であった「合掌造り」の見学となりました。
我々の選んだのは「神田家」でした。
入場料300円を払って家の中を見学したのですが、今でもこの家の方は住み続けているようで、築年数は200年を超えているそうです。
いろりには火がともされ、年中絶やすことはないそうです。
家中を燻すことで、「萱」が長持ちするのだそうです。
柱や梁も真っ黒になっていますが、歴史の重みを感じることができました。
写真などでは、家の外景くらいしか見ていなかったのですが、家の中の作りのすばらしさには感動しました。
先人の建築技術の高さを垣間見ることができるのもいいですね。
この茅葺の造りの中に、「免震技術」が採用されていることにもビックリでした。
この「神田家」は、4階建ての造りになっていましたが、屋根の角度は60度の「正三角形」
だそうで、この角度が建物的には一番安定するのだそうです。
この家の方のお話では、最近は屋根材量である「カヤ」がまとまって集まらず、入手が困難になってきているとのことでした。
これも時代の流れ何でしょうね。
「世界遺産」に認定されているほど価値のある建物ですので、是非後世にも引き継いでほしいものですね。
なお、私たちが訪れたのは3月でしたが、神田家の方がおっしゃるには、一番いいのは1月がお奨めとのことでした。
確かに、雪に覆われた白川郷が何といっても趣がありそうですね。
個人的には寒いのが苦手なので、考えてしまいますが、、、、、
いつの間にかお昼の時間も過ぎてしまい、食事を摂ろうと思ったのですが、食事処は込み合っていたので、ここでの食事を諦め、高山市内に戻って、ここで有名な「高山ラーメン」を食べてから、松本に戻りました。
次女もその友人も喜んでくれたので、運転手の私としてもほっと安堵したのと、久々に遠出して、身も心もリフレッシュできた満足の一日でした。
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