2017年1月より日テレの「スッキリ!!」や「情報ライブミヤネ屋」のニュースコーナーに出演している「鈴木美穂(すずき みほ)」さんをご存知ですか?
新人のアナウンサーかと思っていたのですが、実は「報道部の記者でありキャスター」というのが正式な肩書だそうです。
一見したところ、女子プロゴルファーのイ・ボミさんに似ていて素敵な方なので、気になり調べてみました。
その結果、彼女の壮絶な体験や意外な別の顔があることも判明しました。
そして、誰もが気になる結婚しているかどうかについてもご紹介したいと思います。
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鈴木美穂プロフィール
出典:http://www.cancernet.jp/
:生年月日 1983年
:出身地 東京都
:血液型 O型
:最終学歴 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
:職歴 日本テレビ報道記者兼キャスター
:活動期間 2006年~
:現在 情報ライブミヤネ屋・スッキリ!!(隔週交代)
経歴
鈴木美穂さんの生年は1983年ですが、月日については公表されていません。
ですので、現在の年齢は33歳か34歳ということになります。
お父様の仕事の関係で、小学校6年生から中学3年までシカゴで生活していました。
最初は英語が全くしゃべれず、孤立していたそうですが、気持ちを切り替えてからは頑張って勉強しその後はしゃべれるようになったそうです。
テレビ局の記者を目指したきっかけは、小学生の時にテレビに出ていた女性記者に感動し、憧れを抱いたようです。
なお高校、大学進学に際しては、記者になるためにはどこの学校が就職に有利か考え、慶應を選択したとのことです。
そして2006年日本テレビ報道局に入社が決まったのですが、最初の1年目はADの仕事から始まり、2年目から記者としての活動が始まりました。
まず最初は、社会部に配属され宮内庁、文部科学省を担当、次は政治部に異動となり総理官邸、与党・野党を担当し、2014年再び社会部に移り、現在は厚生労働省を担当しています。
又、2017年1月より前任の岸田雪子、下川美奈キャスターに代わり、岸倫子キャスターと共に隔週でニュースコーナーを担当することになりました。
ところで、皆さんはアナウンサーとキャスターの違いがわかりますか?
私はどっちもニュースを読み上げているのでその違いがよく解らなかったのですが、厳密に言うと、アナウンサーはニュースを読み上げたり司会をする人で、キャスターというのはニュースを読み上げるだけでなく、その内容について自分の見解を述べることができるというのが大きな違いとなっているようです。
鈴木美穂さんについても、たまにニュースの読み上げで嚙んだりしていたので、新人アナウンサーかと思っていたのですが、本業は記者ということが解りやっと納得できました。
出典:http://www.ntv.co.jp/
目はパッチリでとても可愛く、女子プロのイ・ボミさんによく似ているので、私なんかは多少のミスは許してしまいますけどね。
壮絶な体験とは
大学を卒業して、小さいころからの夢であった報道部記者になり、順風満帆な人生を歩み始めた鈴木美穂さんですが、実は大変な体験をすることになるのです。
それは入社して3年目の5月、24歳の時に右胸にしこりがあることに気づき、検査した結果、乳がんであることが判りました。
そこから8か月間の闘病生活が始まります。
その間は、抗がん剤治療での副作用や精神的な辛さから「死」のことしか考えられず未来への希望は完全に失せてしまったそうです。
ただ、本人は報道記者になることが小さいころからの最大の夢だったことを思い起こし、又、社内の仲間たちの温かいサポートもあり、闘病中の様子をビデオに撮ってもらっていたそうです。
それは、もし治療が終わって仕事に復帰できたなら、この実体験を視聴者に見てもらえれば、よりがんに対する理解が得られるのではと思ったからだそうです。
そして職場復帰して6年後、入社して9年目になりますが、22歳の若さで末期がんになった女性を取材し、それを基に特別番組を制作することが決定したのです。
報道局の先輩からも、「あなた自身もかつてがんの闘病を経験しているのだから、きちんとそのことを相手に明かして取材し、特番の中でもそのことを多くの人に伝えたほうがいい。」とアドバイスを受けて、自分の闘病記録の映像も合わせて使うことにしたのだそうです。
この特番は、2015年7月のリアリTV「Cancer gift(キャンサーギフト)がんって、不幸ですか?」で放送され、同じ病気で苦しむ人たちからも大きな反響があったそうです。
その結果、彼女はこの番組を作るために自分はあんなに苦しく辛い思いをしたのだと、やっと自身に納得感を得ることができたと後述しています。
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「マギーズ東京」について
自分の体験を基に制作した番組なら、一般視聴者に対しても説得力は大きいでしょうね。
彼女の闘病体験も精神的な苦労もこれで報われたといえるかもしれません。
この貴重な体験を通して、鈴木美穂さんはがんに関することで社会に対し役立つことをしていきたいと思うようになり、がんと告知されたときどう生きていけばよいかという情報を発信するフリーペーパー「STAND UP!!」を作りました。
さらに、がん患者のみならず社会の理解も得られる様にと、ヨガやワークショップを行う「Cue!」という活動も始めました。
このような活動を広げている中、2014年に参加した患者会国際交流(IEEPO)で「Cue!」のための活動の場所を探しているという話をしたところ、参加者の複数の人から「マギーズセンター」を見に行ったら?というアドバイスを受けました。
このマギーズセンターというのは、イギリス人で自身も乳がんを患い余命宣告を受けたマギー・K・ジェンクス氏が考案した、がんに直面し悩む本人はもとより家族、友人らのための空間と専門家のいる場所のことで、いままではイギリス国外では香港のみに設立されていました。
鈴木美穂さんも是非、こういう施設を日本にも作りたいと思い、同じような志を持ち、「暮らしの保健室」を開設していた秋山正子さんと「マギーズ東京」を作ろうと立ち上がりました。
出典:http://president.jp/
しかし、鈴木美穂さんは本業は日テレの社員です。
社員ということは他に仕事を持つことはできないのは当然なのですが、日テレ側としては、代表は秋山さんにやってもらって、鈴木さんは裏方にまわったらどうか?と提案されたそうです。
しかし、マギーズ東京の設立にあたっては、当然お金を集めたりNPO法人にするための活動をするには秋山さんだけに責任を押し付けるわけにはいかず、どうしてもダメなら日テレを辞める覚悟で再度会社に相談したところ、本業に支障を来たさないこと、本業にもよい相乗効果が出れば・・・ということで最終的に認めてもらったそうです。
彼女の熱意が会社にも通じたということですね。
そして、設立資金をクラウドファンディングなどで集め、2014年5月の活動開始から約2年後の2016年10月10日に「マギーズ東京」をオープンすることができました。
なお、このマギーズ東京の施設は、2020年までの期間限定プロジェクトとして運営されるようです。
その後は、場所が変わったり運営方法も違う形態になるかもしれませんね。
マギーズ東京ホームページはこちら
鈴木美穂さんは結婚してる?
イ・ボミさんに似ていてとても素敵な鈴木美穂さんですが、彼氏や結婚はしているのでしょうか?
本業とマギーズ東京の活動をしていたら、とても結婚生活のための時間はないのでしょうね。
一方彼氏はどうかといいますと、彼女が乳がんで入院していた時まではいたそうです。
彼女の以前のコメントの中に、「彼が仙台から駆け付けてくれ、いろいろ支えてくれました。」とあります。
ところで、2017年10月9日に突然鈴木美穂さんの結婚報道がありました。
お相手は彼女より1歳年上の一般男性とのことです。
昨年9月に付き合い始めて1年経過したところで、結婚を決意したようですね。
挙式については、来年の秋を予定しているそうです。
いろいろ苦労された鈴木さんですので、是非幸せになってほしいと思います。
まとめ
テレビの画面だけでは、その人の本当の人物像は解らないものですね。
私は今回の鈴木美穂さんをリサーチして初めて彼女の過去の壮絶な体験を知ることができました。
報道記者の夢を達成したあとのがん発覚。
辛い闘病生活。
そして病気の克服。
テレビ画面の彼女の姿からはそんな辛い体験があったことは、少しも感じられませんね。
是非これからも報道記者としてキャスターとして活躍して欲しいものです。
そして、幸せな結婚ができますようお祈りしたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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